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Festivals 世界の祭り・郷土芸能
壬生の花田植
豊作への祈りを込めて繰り広げられる華やかな田園絵巻
日本/ 広島県山県郡北広島町
太鼓や笛の囃子方、菅笠姿の早乙女や美しい鞍で飾られた牛たちなど総勢約１００名で華やかな田植を行い、豊作を願う民俗行事
"毎年６月の第一日曜日、美しい鞍をつけた飾り牛や、菅笠を被った早乙女（さおとめ）らおよそ１００名で行われる田園絵巻。田の神である三拝（サンバイ）を祀って、その年の稲作の無事と豊作を祈願する行事。太鼓や笛の囃子方（はやしかた）が奏でるリズムに合わせて、色鮮やかな花笠や絣模様の着物をまとった早乙女と呼ばれる女性たちが、囃子歌と共に苗を植えていく。また、竹を割って作った「ササラ」をもって音頭を取り、田植を指揮する人はサンバイと呼ばれ、田の神の役割を担う。造花や金色の鞍で飾られた「飾り牛」が代掻きを行い、囃子方が時折バチを投げ上げたりしながら、太鼓を打ち鳴らす様子は迫力がある。 ユネスコ無形文化遺産 国指定重要無形民俗文化財"
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