KURAGE PROJECT LOGO SYMBOL STORY クラゲプロジェクト シンボルストーリー
テーマ事業「いのちを高める」:通称クラゲプロジェクトでは、社会や文化における<創造性の民主化>を目指して、多様な0-120歳のこどもたちとともに、さまざまな活動を行っています。
私たちの活動や思想を象徴するクラゲプロジェクトのシンボル(ロゴ)を作るにあたり、私たちは一人の特別なアーティストやデザイナーにお願いするのでなく、一人一人が生きていて、出会って、存在を感じあう中で即興的・偶発的・創発的に生まれた一期一会の場から、万葉集の「詠み人知らず」のようなシンボルを見出すような<参加型デザイン>の形を生み出せないか、と考えるようになりました。
そこで、2023年1月25日、東大阪市にあるコミュニティスペース「ひとつなぎカフェ」(運営:障がい福祉サービス企業「ノーサイド」)にて、多様なクラゲチームが集い、午前中はクラゲ館模型を見ながら多角的に議論、午後には即興ライブペインティングを開催しました。午後は、見えない方、聞こえない方、車椅子の方、シニアの方、さまざまな業種の(協賛・協働)企業や音楽家、先生、アーティスト、こども、研究者・・・などなど多様なみんなが集い、盲目のピアニストと中島らクラゲバンドの即興音楽とともに、みんながペンキでドロドロになりながら五感の協奏!を行いました。雪などで来られなかったメンバーもオンラインでその様子を楽しみ参加しました。
そこで偶発的に生まれた壁面三面や床中にわたる巨大な作品原画から、いくつかのパーツを抽出しました。その中から「パビリオンの建物やクラゲに見える」「大きな人と小さな人が翔るよう」「包容力やいのちの包括を想起させる」など、プロジェクトやそのコンセプトにリンクする当イメージに票が集まり図案が決定!
「特別な人だけではなく皆が参加して形づくる」という思想(参加型デザイン)をクラゲシンボルの制作から実行しました。
・・・本クラゲシンボルは、私たちみんな、そして未来に出会うであろう新しい多様な仲間たちのいろんな想いと願いを象徴しています。