2025年日本国際博覧会テーマ事業 いのちを高める
Invigorating Lives!
いのちが躍る、 いのちが歌う、 いのちがひらく。
一人ひとりに潜む
多様ないのち(創造性)の爆発的な光、
グワッと体の奥深くから立ち上がる、
いのちの生々しい原始の歌に耳を澄ませよう!
会期前から会期後まで、さまざまな世界と
つながり、
世界中で、
学びや遊びの大変革を起こしていく。
これは、万人万物の〝多様〟な存在価値や、
一人ひとりのあふれるいのちの光を
爆発させ、
創造の喜びで世界中を繋ぎ、
プレイフルで希望に満ちた
インクルーシブな未来
「共創」(創造性の民主化)社会を模索する旅。
2025年夢洲(ゆめしま)の
「いのちの遊び場 クラゲ館」は、
あなたと共に、その歴史的な仲間となる。
人生は、こんなにも、おもしろい。

Thematic Project
Producer
Sachiko Nakajima

ジャズピアニスト(作曲家)
数学研究者・STEAM教育者
中島 さち子
テーマ事業「いのちを高める」では、創造性の民主化を目指し、遊び・学びや仕事の未来を模索しています。科学や技術、ものづくりや数学、アートや人文知が交錯する<つくる喜び>を全ての人に!
ぜひ、みなさんも、ゆらぎのある遊びや五感の音楽があふれるクラゲ館にいらして、クラゲの仲間になってください!


Thematic Project
Floor Guide

Jellyfish Pavilion
Exhibition
クラゲ館の展示のご紹介

わたしを聴く
国内外のいろんな土地の瑞々しい音が、空間のあちこちから聴こえ、「いのちの根っこ」の振動も含め、音を全身で感じられる場所です。風が奏でるエオリアンハープやコウモリの超音波、水の中の音、ベトナムゴングの音など・・・ぜひ、全身で味わって下さい(音源提供協力:柳沢栄輔)

わたしを祝う
クラゲと共に「いのちの旅」へ。参加型・没入型の360度映像・音響体験です。いのちの誕生から雄大な海・大地・空へ旅し、途中から国立民族学博物館協力による仮面も共に、国内外の素晴らしい祭り・郷土芸能を巡ります。最後は多様なクラゲ仲間と共に歩き、踊り、皆でいのちを高めます。

創造の木
「いのちのゆらぎ場」の中央にそびえる、万人万物のいのちの創造性を象徴する木。4,600本以上の吉野杉からできた角材が、丁寧に解体ができるように組み合わされ、粘菌アルゴリズムによって複雑に揺らぎのクラゲ膜の形を作っています。

Co-クラゲ
クラゲシンボルの8つの色に紐づいた「問い」に対して自分の思いや考えを書く体験型展示。来場者の考え・思いが集まった短冊は、創造の木に掲げられ、万博会期中に増殖、成長していきます。Co-クラゲの布には、廃棄された、色とりどりのLANケーブルが複雑に美しく組み合わされています。

ミドルクラゲ 海月
美術家・長坂真護氏と中島氏らの協働による、拾ってきたペットボトルのごみにみんなの未来への夢や願いを描き、繋げて作ったアート展示。ガーナのスラム街:アグボグブロシーをはじめ、カンボジアや日本の各地の学校でワークショップを実施。太陽光発電による光や、中央からは長坂氏と中島氏のピアノとガーナの喧騒が降ってきます。

角命
910個の正三角形(15,000個ほどのLEDが背後にあり)が組み合わさりできた数学・いのち・アートが交錯する作品。有機的ないのちの模様を生み出す数式(反応拡散方程式)から生成された模様と共に、不思議な音を奏でます。来場者の動きをとらえて反応し、創造の木と協奏することもできます。

音触
テーブルのゲル(柔らかな、スライミーなもの)を触り、押すことで、音と光が反応し、振動する楽器。そこに居合わせた人と協奏することができ、創造の木の拍動に影響を与えることもでき、演奏しながらクラゲ館全体と一体となる気分を味わうことができます。

ごちゃまぜオーケストラ
「だれもが音楽家!すべてが音楽の種!」をコンセプトにしたAR(Augmented Reality:拡張現実)の音楽の遊び場。色んな楽器、動物、祭りなどが描かれたカードをかざすと、モニターから何かが飛び出し、音が流れ出したり、画面が魔法のように変わったり、即興のごちゃまぜセッションが始まります。

希望のピアノ
「希望のピアノ」は、日本中・世界中の 0-120 歳のこどもたちが描いた 900 体ほどのクラゲたちによるピアノラッピングがされた、CFX のストリートピアノ。病院に入院中で、なかなか万博には来られないこどもたちも多数参加しており、みんなの創造性のかけらがここに詰まっています。

転生オルガン
全国の家庭や職場などで不要になったパソコンの解体廃材を用いて生まれたのが「転生オルガン」です。キーボード、メモリ、電子基板、CPU、モニター、ケーブルなど多くの電子廃棄物によって構成されており、古いPCのファンがオルガンに変身。捨てられるものにいのちを吹き込み「転生」しました。

よろこびの壁
「いのち」や「いのちを高める」をテーマに、日本全国や世界のこどもたちや先生、障がいのある方々、老人ホームの方々など、いろんな人がいのちへの想いをこめて作ってくれたタイルが繋がり(協奏タイルプロジェクト)、クラゲ館を見守る「よろこびの壁」が生まれました。


Jellyfish Pavilion
Architectual
Concept
建築コンセプト
パビリオンコンセプトはクラゲ:揺らぎのある遊び。漂うクラゲの神秘のような、言葉で説明しきれない何かがもつ魅力を表現し、いのちや創造性を象徴。
多様な個性の、いのちやみらいへの想いが重なり合い誕生するクラゲ館は会期中の活動により更に成長し、人々の創造性がますます発露する場へと進化し続ける。
Jellyfish Pavilion
Values
クラゲ館が大事にするもの